巨人の仁志敏久内野手(35)がトレードで横浜に移籍することが6日、明らかになった。同日、両球団から発表される。
仁志は茨城・常総学院高から早大、日本生命を経て、1996年に巨人に入団。2005年まで10年連続で100試合以上出場し、主力として活躍した。しかし今季は64試合出場で打率1割8分5厘と不振だった。
仁志は茨城・常総学院高から早大、日本生命を経て、1996年に巨人に入団。2005年まで10年連続で100試合以上出場し、主力として活躍した。しかし今季は64試合出場で打率1割8分5厘と不振だった。
探していた。元気になるきっかけ。もう一度、楽しめるきっかけ。それをやっとつかむことができた。
トリノ五輪から季節は巡り、秋。
ニュージーランドで、一般の人も集うトレーニングのキャンプに参加し、2週間を過ごした。
「(参加者の)皆は、いつもアスリートとしてみられている私を、1人のボーダーとしてみてくれた。練習後、一緒に食事を作って食べたり、話をしたり。ほんま、普通の生活なんだけど、玉ネギの皮1枚むくにしても、仲良くなった人たちとできたことが楽しかった」
初めての経験ばかりだった。今までは、「兄妹だけのつながりで、練習漬けだった。そして、大舞台に立っているから、その時私は偉大なんだって思ったり。でも、この合宿でまわりが見え、いろいろな考え方を知るうちに、自分って子供だなってすごくわかったんです」
自立することで知る、楽しさと省みる心。キャンプ前とは、大きく変わったという。
「今まで意地張って、頑張っていますって言い続けてきた。だけど、自分を知り、自分を楽しんだら、また滑る楽しみも味わえた」
◇
穏やかな時間が流れる。近くの席には母・多美江が座り、成長していく娘の姿に目を細める。
時折、その表情をのぞき込み、笑顔を交わす。
スノーボードを始めたのは6歳。兄・童夢(どうむ)(21)、弟・緑夢(ぐりむ)(12)とともに、父・成田隆史の指導を受けてきた。
昨春のワールドカップでは総合優勝し、五輪代表に内定した。
だが、父の意向で代表合宿に出られないなど指導法で対立。昨夏、離婚した母の姓に変え、成田夢露(めろ)から今井メロとして、再スタートした。
「金メダル候補」と一気に騒がれ、18歳には重過ぎるプレッシャーも、笑顔で応え続けた。
2月、トリノ五輪の予選では、転倒し全身を強打、病院に運ばれた。どん底に落ちた。
以来、表舞台には出ていない。自身のブログも更新を絶っている。
「頑張ったからって、必ず良い結果が出るとはかぎらない。でも、テレビでスケートの浅田真央ちゃんら若い選手が頑張る姿をみて、私は何て弱いんだ、って感じたんです」
そして参加したキャンプ。五輪を振り返り、「流した悔し涙は、次の笑顔の前触れ。だから、成長する上で必要な涙だった。今はそう思える」。
◇
現在、大阪を拠点にジムでトレーニングを続けている。
「寂しがりやの性格から、寝るときはネコ3匹と一緒」。母と暮らしている。
「育ててくれた父には感謝しています」
今後は、技術の上達はもちろん「滑ることで、見ている人に楽しさや喜びも伝えていきたい」。
見せるスポーツとしての意識も芽生えた。
今までは強ければいいと思ってきたが、「最近、おしゃれにも気をつけるようになった。もう19歳。格好かわいい女性になりたい」。
4年後はバンクーバー五輪。大きな夢が広がる。
滑る楽しさを取り戻した今、「1歩ずつ、階段を上っていきます」。
=敬称略(堀口葉子)
◇
■競技人口増へ選手の活躍に期待
全日本スキー連盟によると、スノーボード2005年(05〜06年シーズン)の国内登録競技者は660人で、ここ5年ほぼ横ばいだという。
スノーボードは1965年、米国で雪上サーフィンが初めて行われたのが起源とされている。日本では80年代から各種スノーボードが輸入され、90年代には若年層を中心に爆発的ブームとなり、ロシニョール、サロモンなどのスキーメーカーも多くスノーボード業界に参入している。
98年長野五輪にはアルペンスタイルのパラレル大回転とフリースタイルのハーフパイプが、2006年トリノ五輪にはスノーボードクロス(ボーダークロス)が正式種目となった。
ただ、矢野経済研究所によると、2005年のスノーボード用品の国内出荷市場規模は、若年層の遊びに対する選択肢が多様化したことなどにより、対前年比5・9%減の358億5000万円となりそう。
スキー連盟は、「選手の国際的な活躍が競技人口増への効果にもつながる」と説明。今井メロらの活躍を期待する。
◇
【プロフィル】今井メロ
いまい・めろ 本名・今井夢露。6歳からスノーボードを始め、12歳で最年少プロに認定。2004年3月全日本選手権女子ハーフパイプ優勝。04〜05年ワールドカップ種目別総合優勝、06年トリノ五輪出場。05年9月成田姓から改名。ロシニョール・クイックシルバー・ロキシークラブ所属。大阪市立加賀屋中卒。19歳。大阪府出身。
◇
◆今井メロさんの直筆サインをプレゼント。希望者ははがきに住所、氏名、年齢、職業を記入、サイン写真部分をはり、〒100−8125東京都千代田区大手町1−7−2、フジサンケイビジネスアイ編集局「メロさんサイン係」まで。10日消印有効。
◆「OLLIE POP MELLOW」(今井メロモデル)。柔らかめのフレックス(反発力)が長時間のライディングをサポートする。長さ/幅(cm)139/23.0〜153/23.8。価格は6万900円。問い合わせ先(グループ・ロシニョールカスタマーセンター:0120−640−737)
<ビジネスアイ>
トリノ五輪から季節は巡り、秋。
ニュージーランドで、一般の人も集うトレーニングのキャンプに参加し、2週間を過ごした。
「(参加者の)皆は、いつもアスリートとしてみられている私を、1人のボーダーとしてみてくれた。練習後、一緒に食事を作って食べたり、話をしたり。ほんま、普通の生活なんだけど、玉ネギの皮1枚むくにしても、仲良くなった人たちとできたことが楽しかった」
初めての経験ばかりだった。今までは、「兄妹だけのつながりで、練習漬けだった。そして、大舞台に立っているから、その時私は偉大なんだって思ったり。でも、この合宿でまわりが見え、いろいろな考え方を知るうちに、自分って子供だなってすごくわかったんです」
自立することで知る、楽しさと省みる心。キャンプ前とは、大きく変わったという。
「今まで意地張って、頑張っていますって言い続けてきた。だけど、自分を知り、自分を楽しんだら、また滑る楽しみも味わえた」
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穏やかな時間が流れる。近くの席には母・多美江が座り、成長していく娘の姿に目を細める。
時折、その表情をのぞき込み、笑顔を交わす。
スノーボードを始めたのは6歳。兄・童夢(どうむ)(21)、弟・緑夢(ぐりむ)(12)とともに、父・成田隆史の指導を受けてきた。
昨春のワールドカップでは総合優勝し、五輪代表に内定した。
だが、父の意向で代表合宿に出られないなど指導法で対立。昨夏、離婚した母の姓に変え、成田夢露(めろ)から今井メロとして、再スタートした。
「金メダル候補」と一気に騒がれ、18歳には重過ぎるプレッシャーも、笑顔で応え続けた。
2月、トリノ五輪の予選では、転倒し全身を強打、病院に運ばれた。どん底に落ちた。
以来、表舞台には出ていない。自身のブログも更新を絶っている。
「頑張ったからって、必ず良い結果が出るとはかぎらない。でも、テレビでスケートの浅田真央ちゃんら若い選手が頑張る姿をみて、私は何て弱いんだ、って感じたんです」
そして参加したキャンプ。五輪を振り返り、「流した悔し涙は、次の笑顔の前触れ。だから、成長する上で必要な涙だった。今はそう思える」。
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現在、大阪を拠点にジムでトレーニングを続けている。
「寂しがりやの性格から、寝るときはネコ3匹と一緒」。母と暮らしている。
「育ててくれた父には感謝しています」
今後は、技術の上達はもちろん「滑ることで、見ている人に楽しさや喜びも伝えていきたい」。
見せるスポーツとしての意識も芽生えた。
今までは強ければいいと思ってきたが、「最近、おしゃれにも気をつけるようになった。もう19歳。格好かわいい女性になりたい」。
4年後はバンクーバー五輪。大きな夢が広がる。
滑る楽しさを取り戻した今、「1歩ずつ、階段を上っていきます」。
=敬称略(堀口葉子)
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■競技人口増へ選手の活躍に期待
全日本スキー連盟によると、スノーボード2005年(05〜06年シーズン)の国内登録競技者は660人で、ここ5年ほぼ横ばいだという。
スノーボードは1965年、米国で雪上サーフィンが初めて行われたのが起源とされている。日本では80年代から各種スノーボードが輸入され、90年代には若年層を中心に爆発的ブームとなり、ロシニョール、サロモンなどのスキーメーカーも多くスノーボード業界に参入している。
98年長野五輪にはアルペンスタイルのパラレル大回転とフリースタイルのハーフパイプが、2006年トリノ五輪にはスノーボードクロス(ボーダークロス)が正式種目となった。
ただ、矢野経済研究所によると、2005年のスノーボード用品の国内出荷市場規模は、若年層の遊びに対する選択肢が多様化したことなどにより、対前年比5・9%減の358億5000万円となりそう。
スキー連盟は、「選手の国際的な活躍が競技人口増への効果にもつながる」と説明。今井メロらの活躍を期待する。
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【プロフィル】今井メロ
いまい・めろ 本名・今井夢露。6歳からスノーボードを始め、12歳で最年少プロに認定。2004年3月全日本選手権女子ハーフパイプ優勝。04〜05年ワールドカップ種目別総合優勝、06年トリノ五輪出場。05年9月成田姓から改名。ロシニョール・クイックシルバー・ロキシークラブ所属。大阪市立加賀屋中卒。19歳。大阪府出身。
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◆今井メロさんの直筆サインをプレゼント。希望者ははがきに住所、氏名、年齢、職業を記入、サイン写真部分をはり、〒100−8125東京都千代田区大手町1−7−2、フジサンケイビジネスアイ編集局「メロさんサイン係」まで。10日消印有効。
◆「OLLIE POP MELLOW」(今井メロモデル)。柔らかめのフレックス(反発力)が長時間のライディングをサポートする。長さ/幅(cm)139/23.0〜153/23.8。価格は6万900円。問い合わせ先(グループ・ロシニョールカスタマーセンター:0120−640−737)
<ビジネスアイ>