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大相撲の東関脇・雅山(29)=武蔵川=が7日、失恋による“傷心”を乗り越え、九州場所(12日初日、福岡国際センター)での大関“昇進”に意欲を見せた。

 13勝以上での再大関に挑戦する29歳は、5日付の公式ブログで失恋を赤裸々に告白。「本音トーク」と題し、彼女との別れや自らの至らなさ、彼女への思いを素直にファンに伝えた。場所前に起こった突然の別れだが「けんか別れではないし、これからも友達です」とし、ファンの書き込みで勇気ももらった。最後は「芸能人だったら梨本さんとか来るのに」と豪快に笑った。

 福岡・宗像市の武蔵川部屋での申し合いでは、幕内・出島らに21勝7敗。力強い突き押しを見せるなど好調だ。「(13勝以上は)絶対に勝てない番数ではない」。ひとまず恋はお休み、悲願達成へ全力を注ぐ。
(スポーツ報知) - 11月8日8時4分更新
武蔵丸親方(元横綱)が3日、来年6月に全米公開予定の米ハリウッド映画「オーシャンズ13」に、力士役で出演することを明らかにした。秋場所後に渡米し、ロサンゼルスでプロ格闘家の曙(元横綱)と相撲を取るシーンを撮影。収録現場ではハリウッド俳優のジョージ・クルーニーらと顔を合わせ、「緊張したけど楽しかった」。会心の演技に自信あり!?

<サンケイスポーツ>
 土俵と学業、両立させます! 大相撲九州場所(12日初日、福岡国際センター)の新弟子検査が2日、福岡市内で行われ、名古屋大相撲部出身で千賀ノ浦部屋に入門した田中周一(22)が身長1メートル89、110キロで体格基準(1メートル73、75キロ以上)を堂々とクリア。合格者は内臓検査の結果を待って、九州場所初日に発表される。田中が合格すれば、国立大からは史上3人目(中退者含む)、旧帝大からは初の力士誕生となる。

 勇気あるチャレンジだ。国立大から史上3人目のお相撲さんが間もなく誕生する。名大相撲部出身の田中が九州場所の新弟子検査でパス。12日の合格発表で正式にプロとなり、「舛名大」(ますめいだい)のしこ名で初土俵を踏む。
 現在、学生相撲出身の日本人力士は幕内42人中16人いるが、学力も高い水準にある旧帝大出身力士は初めて。ほかの受験者5人と検査を終えた田中は、プロへの思いをみなぎらせた。「みんな強そうなので自分もがんばりたい。少しでも相撲の底辺拡大につながれば…」。相撲界全体を見渡す“優等生発言”も飛び出した。
 身長1メートル89、110キロ。体格基準を楽々とクリアした。愛知・豊田西高では水泳部に所属し、自由形の選手だった。名大1年の夏に学内の相撲大会に参加し、初めて相撲を取った。そのとき、「相撲はシンプルだけど奥深い」と魅力を感じて入部。2年生からレギュラーとなり、国公立大の大会で2度の団体優勝に貢献した。
 名大工学部化学生物工学科に在籍し、8月に大学院試験を受験したが、不合格。田中が進路に頭を悩ませていたとき、積極的に勧誘してくれたのが、2年前の名古屋場所で知り合った千賀ノ浦親方(元関脇舛田山)だった。
 昨年8月、二級建築士だった父・健治さん(享年58)が脳梗塞で亡くなった。母・順子さん(55)に大相撲入りを打ち明けたとき、「やりたいのなら反対しない」と背中を押され、9月に入門を決意した。「安定したサラリーマンになると言っていたけど、最も安定していない職業になった。珍しいことをする人がいると知ってほしい」。
 国立大から大相撲入りしたのは45歳の最年長力士、序二段の一ノ矢(琉球大、高砂部屋)、鳴戸部屋の弓の里(高知大中退)に続いて3人目。「一ノ矢さんとやってみたいですね」。1年留年して現在“5年生”。卒業論文執筆の仕事も残っており、本格的なけいこは年明けからになる。当面は土俵と学業を両立。異色力士の挑戦が始まる。
(江坂勇始)

<サンケイスポーツ>

 九州場所だより(12日初日、福岡国際センター)史上最多となる10度目のカド番を迎える大関魁皇(34)が1日、出身地の福岡・直方市で8日に行われる激励会で、初のトークショーを行うことを明かした。約1000人の前で、後がない今場所に向けて“決意表明”する。
 平成6年から続く激励会は今年で13度目だが、トークショーは今回が初めての試み。時間は15分間を予定。今年の春場所では黒星が先行して引退騒動が起こるなどファンに心配をかけてきたが、おひざ元でカド番脱出を誓い、退路を断って自身の存在を再アピールする考えだ。また、中学卒業まで過ごした地元での思い出なども語る。
 この日は福岡・粕屋町の友綱部屋で若い衆に胸を出した。持病の腰痛で秋場所を途中休場し、けいこ再開も先月28日の高野山巡業からだが、「あきらめたら終わってしまう」。がけっぷち大関が故郷で復活の足がかりを作る。(江坂勇始)

<サンケイスポーツ>

逃げる白鵬、追いかける朝青龍、と書くと、「名前が逆じゃないのか」と思われるかもしれないが、この“逆転レース”が九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)で大詰めを迎える。

 1年納めの九州場所は、さまざまな記録の集大成の場所でもある。中でも注目を集めているのが年間最多勝争い。昨年は朝青龍が昭和53年に北の湖(現理事長)が作った82勝の史上最多記録を2つも上回る84勝の新記録を樹立。合わせて年間完全制覇、7連続優勝と3つもの史上新記録も作り、千秋楽の夜、付け人たちと高級クラブでドンペリをなんと60本も開け、最後は店側が用意したお祝いのケーキを投げあって店中をベトベトに汚して、酒代、店内のクリーニング代、しめて300万円という大豪遊をしている。

 ところが、今年は夏場所、右ひじを痛めて3日目から休場したのがたたり、3場所で優勝しているものの、ここまで52勝。先場所、失速して綱取りが白紙になったとはいえ、それまで4場所連続して13勝以上しているトップの白鵬に9勝も引き離されている。これをひっくり返すのは大変だ。

 このまま白鵬が逃げ切れば、平成14年の朝青龍以来、大関が格上の横綱を出し抜いて最多勝に輝き、ここでも連覇中だった朝青龍の記録が「4」で途切れる。朝青龍にとっては、先場所、白鵬が痛めて失速した右ひざの不調を願うしかない。

 その白鵬のひざ、先週も、都内の体育館で十両の龍皇らと元気にバスケットボールをするまで回復。「もう痛みはほとんどない。九州でもう一度、綱取りのチャンスをつかみ直すよ」と白鵬は笑顔を見せていた。さあ、朝青龍の奇跡の追い上げがなるか。
(夕刊フジ) - 10月31日17時1分更新
日本相撲協会は30日、大相撲九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)の新番付を発表した。安美錦が新小結に昇進、露鵬も返り咲いて1999年春場所以来の4小結となった。
 安美錦は新入幕から小結まで38場所かかっており、史上6位タイのスロー三役。
 朝青龍は18場所連続1人横綱。今場所に進退を懸ける魁皇は現行制度になってから最多の10度目の大関かど番。雅山は4場所連続、琴光喜は7場所連続で関脇を務める。
 入幕は7人おり、新入幕は鶴竜と安壮富士の2人。安美錦の兄の安壮富士は30歳9カ月で、戦後9番目の年長新入幕。兄弟同時幕内は史上7組目となる。北桜、豊桜の兄弟も再入幕を果たし、露鵬、白露山と合わせて初めて同時に3組の兄弟が幕に入った。モンゴル出身の鶴竜が加わり、幕内の外国出身力士は最多の14人になった。
 新十両は沢井改め豪栄道1人で、玉飛鳥が再十両。 
2006年10月30日(月) 14時30分 時事通信
今年納めの九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)の新番付が30日朝、日本相撲協会から発表された。平成11年九州場所以来、7年ぶりに小結が2人増えて4人となり、にぎやかな番付になっている。

 1年最後の場所だけに、力士たちの思い入れもひとしお。とりわけ、注目されるのは大関陣だ。先場所、持病の腰痛のため、途中休場した魁皇は史上最多の10度目の大関カド番。場所後の秋巡業には姿を見せ、「やるだけやってダメなら仕方ない」と、淡々と話していたが、体力的な衰えは隠しようがない。郷里の土俵が19年間にわたる力士生活の集大成になるかもしれない。

 去年の九州場所後に大関に昇進して以来、低迷が続いている琴欧洲は“州”を“洲”に改名した。師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「気持ちを切り替えて頑張るために改名した。字画的にもこの方がいい」と話す。先場所、8勝しかできず、綱取りが振り出しに戻った白鵬も、ようやく一時の落ち込みから脱して元気を取り戻しつつある。この若い2人が優勝戦線に食い込まないと場所は盛り上がらない。奮起を期待したい。

 小結に安美錦と露鵬が加わった。新小結の安美錦は、新入幕から39場所目の昇進で、史上6位タイのスロー出世。露鵬は今年の春場所以来、4場所ぶりの返り咲き。先場所、左ひざを痛めて途中休場した注目の把瑠都は西6枚目に降下した。

 新入幕はモンゴル出身の鶴竜(井筒)と、安美錦の兄の安壮富士(安治川)の2人。再入幕は豊桜、潮丸、北桜、皇司、片山の大量5人。これまでの露鵬、白露山に加えて、安美錦と安壮富士、豊桜と北桜と幕内に3組の兄弟力士が集うのは史上初めてだ。新十両は高校相撲で活躍し、初土俵から11場所で駆け上がってきた沢井改め豪栄道(境川)、再十両は玉飛鳥。
(夕刊フジ) - 10月30日17時0分更新
 果たしてこれは大相撲界の活性化につながるのか。先月28日、相撲協会は新規の相撲部屋を興す場合の親方の資格について次のような厳しい規定を設けた。

 (1)横綱、大関。(2)三役通算25場所以上。(3)幕内通算60場所以上のいずれかを満たす者。

 現役で、横綱、大関以外でこれをクリアしているのは琴光喜、土佐ノ海、若の里のたった3人だ。この新規定について高砂広報部長(元大関朝潮)は「もう部屋数はいま(現在54部屋)が限度。このまま野放しにしておけば60部屋も70部屋にもなってしまう。これ以上増えるのは決していいことではない」と説明する。

 確かに、力士数が10人にも満たないミニ部屋が秋場所現在で17部屋もあり、秋場所後、いっぺんに3人も辞めた貴乃花部屋もついにこの仲間入りを果たした。相撲部屋の経営は力士数が多ければ多いほどラクになり、赤字転落ラインは2ケタの10人とも言われている。部屋数が増えれば新弟子のスカウト合戦も激しくなり、倒産する部屋も出てきかねない。「弟子をしっかり指導するためには厳しさも必要だ」と北の湖理事長は話しているが、一方でこんな不満の声も親方たちの間から沸き起こっている。

 「部屋を継承するのはいままで通りで、独立だけ抑えるのは、部屋持ちになりたかったら師匠の言うことをよく聞き、値段が高くても古い部屋を買い取れ、ということですよ。最近、独立した親方の多くが師匠とトラぶったり、買い取り値段の折り合いがつかずに飛び出したもの。二所一門が繁栄したのは積極的に独立を認めたからじゃないか。規制緩和の時代の流れに逆行するようなことをしていては、若手のやる気をそぎ、返って大相撲界の停滞を招く」

 これを決めた理事会の構成は、部屋持ちの親方9人、部屋付きの親方1人。これではこんな声が起こっても仕方がない。
(夕刊フジ) - 10月3日17時0分更新