メジャーより王監督の胴上げ! 福岡ソフトバンクの和田毅投手(25)が30日、今オフの米メジャー志願を封印することを明らかにした。同級生の西武・松坂大輔投手(26)は球団からポスティング・システム(入札制度)による移籍を容認されたが、和田は来季の目標に王監督の胴上げを設定。将来的な願望としてのメジャー移籍は抱いているが、来季は4年ぶりのV奪回に専念する。
西武松坂の動向にも心は乱れなかった。あす1日に米メジャー挑戦を正式表明する同級生を横目に、和田が来季の目標を明確に設定した。絶対に譲れない4年ぶりのV奪回。現時点では王監督とホークスへの思いが、何よりも最優先だった。
和田「来季は王監督を胴上げすることしか考えられない。今はメジャーやポスティングのことは頭にありません」
04年オフ、メジャー挑戦の意思を問う球団の質問に「そういう気持ちはある」と答えた。昨オフは「行きたい気持ちは誰でもあると思う」と話したが、今オフは早々とメジャーの話題を封印。来季にかける思いを、短い言葉に凝縮させた。
アマ時代からより高いレベルでの野球を追い求めてきた。当然、将来的な願望として、米メジャーの存在は視野に入っている。ただ、4年越しの“宿題”を残したままではホークスを離れたくない。歓喜の瞬間を待ちわびるファンの思いは十分に理解している。
今季はホークスでは杉浦忠(故人)以来、45年ぶりの新人から4年連続2ケタ勝利を達成。自己最多タイの14勝もマークしたが、肝心のプレーオフでは未勝利。「松坂のように『アイツだったら』と思われないとダメ」。自ら設定した“条件”は満たせなかった。
FA権取得は最短で5年後の11年。「長いなあ」と漏らしたこともあるが、和田が大切にするのは「自分のことは、チームやファンの期待に応えてから」というポリシーだ。自身はもちろん、周囲の思いをかなえるためにも、来季のV奪回に全精力を注ぎ込む。
従来、球団は「ポスティングは球団の権利」として、FA取得前の移籍志願は認めない方針だった。が、今オフになって、ある球団幹部は「ソフトバンクになって、ポスティングを訴えた選手はまだいない。その件は詳しく検討していないだけ」と含みを持たせている。
来月3日からは日米野球に出場。宮崎秋季キャンプではメジャー公認球を使った投球練習も開始した。「今季成績を残したメンバーが来日するんで楽しみです」。最強世代を代表する左腕の決断を一番残念がるのは、メジャーのスカウト陣かもしれない。
=2006/10/31付 西日本スポーツ=
(西日本スポーツ) - 10月31日10時55分更新
西武松坂の動向にも心は乱れなかった。あす1日に米メジャー挑戦を正式表明する同級生を横目に、和田が来季の目標を明確に設定した。絶対に譲れない4年ぶりのV奪回。現時点では王監督とホークスへの思いが、何よりも最優先だった。
和田「来季は王監督を胴上げすることしか考えられない。今はメジャーやポスティングのことは頭にありません」
04年オフ、メジャー挑戦の意思を問う球団の質問に「そういう気持ちはある」と答えた。昨オフは「行きたい気持ちは誰でもあると思う」と話したが、今オフは早々とメジャーの話題を封印。来季にかける思いを、短い言葉に凝縮させた。
アマ時代からより高いレベルでの野球を追い求めてきた。当然、将来的な願望として、米メジャーの存在は視野に入っている。ただ、4年越しの“宿題”を残したままではホークスを離れたくない。歓喜の瞬間を待ちわびるファンの思いは十分に理解している。
今季はホークスでは杉浦忠(故人)以来、45年ぶりの新人から4年連続2ケタ勝利を達成。自己最多タイの14勝もマークしたが、肝心のプレーオフでは未勝利。「松坂のように『アイツだったら』と思われないとダメ」。自ら設定した“条件”は満たせなかった。
FA権取得は最短で5年後の11年。「長いなあ」と漏らしたこともあるが、和田が大切にするのは「自分のことは、チームやファンの期待に応えてから」というポリシーだ。自身はもちろん、周囲の思いをかなえるためにも、来季のV奪回に全精力を注ぎ込む。
従来、球団は「ポスティングは球団の権利」として、FA取得前の移籍志願は認めない方針だった。が、今オフになって、ある球団幹部は「ソフトバンクになって、ポスティングを訴えた選手はまだいない。その件は詳しく検討していないだけ」と含みを持たせている。
来月3日からは日米野球に出場。宮崎秋季キャンプではメジャー公認球を使った投球練習も開始した。「今季成績を残したメンバーが来日するんで楽しみです」。最強世代を代表する左腕の決断を一番残念がるのは、メジャーのスカウト陣かもしれない。
=2006/10/31付 西日本スポーツ=
(西日本スポーツ) - 10月31日10時55分更新