FA有資格者の広島・黒田博樹投手(31)が30日、広島市民球場内で鈴木清明球団本部長(52)と2度目の残留交渉を行った。黒田はこの日も去就についての明言は避けたが、球団ではすでに「FA宣言」を覚悟した上での対策も検討。長期戦覚悟で、粘り強く残留を訴えていくつもりだ。
2度目の交渉を終え、残留への手応えがつかめたわけではない。それでも、球団としてのスタンスに変化はない。残留してもらいたい。鈴木球団本部長は黒田引き留めへ、粘り強く交渉を続けていく方針を示した。
すでにFA権行使の意思を固めている黒田に対し、球団もある程度の覚悟は決めている。「FA行使後に他球団と交渉することも想定している」と鈴木球団本部長。だが、それでも黙って見ているわけではない。
「直後もありますよ」。鈴木球団本部長は、黒田がFA宣言した場合でも、他球団に先駆けて残留交渉を行うことを示唆。さらには他球団との交渉を終えた後にも、再度、交渉する可能性にも含みをもたせた。「長期戦。宣言してもしなくても、黒田に対する評価は変わらない」。粘り強く交渉していく。これが広島球団の一致した見解だ。
もっとも、依然としてFA宣言書は球団に保管されたままで、FA宣言回避の時間は残されている。3度目の交渉は2日に決まっているが、FA宣言書提出期限の7日までにも、さらに交渉を重ねることもある。「6日にもあるかもしれない。7日まであるし、7日以降もある」と鈴木球団本部長は、球団としての熱い“気持ち”を口にした。
この日の交渉は約1時間。黒田から求められた球団の来季ビジョン、3年8億円以上とも言われる条件面を説明した後、09年春完成予定の新球場にも話は及んだ。「野球観を交換した。お互いの野球観を理解するのがポイント。お金だけではない」(同本部長)。新球場に関しても、自ら図面を広げて説明する熱の入れようだった。
黒田は球団側の説明に一定の理解を示した。「金額面だけでなく、それ以外でも球団の誠意は伝わってきた。これだけの選手にしてもらって感謝している」。だが、気持ちが揺れる中で、本音?とも取れる発言が飛び出す場面もあった。「基本的に宣言してからなんで」。すぐに「軽くは言えないです」と訂正したが…。残留か移籍か。球団と黒田の交渉が、いよいよ佳境を迎える。
(デイリースポーツ) - 10月31日10時47分更新
2度目の交渉を終え、残留への手応えがつかめたわけではない。それでも、球団としてのスタンスに変化はない。残留してもらいたい。鈴木球団本部長は黒田引き留めへ、粘り強く交渉を続けていく方針を示した。
すでにFA権行使の意思を固めている黒田に対し、球団もある程度の覚悟は決めている。「FA行使後に他球団と交渉することも想定している」と鈴木球団本部長。だが、それでも黙って見ているわけではない。
「直後もありますよ」。鈴木球団本部長は、黒田がFA宣言した場合でも、他球団に先駆けて残留交渉を行うことを示唆。さらには他球団との交渉を終えた後にも、再度、交渉する可能性にも含みをもたせた。「長期戦。宣言してもしなくても、黒田に対する評価は変わらない」。粘り強く交渉していく。これが広島球団の一致した見解だ。
もっとも、依然としてFA宣言書は球団に保管されたままで、FA宣言回避の時間は残されている。3度目の交渉は2日に決まっているが、FA宣言書提出期限の7日までにも、さらに交渉を重ねることもある。「6日にもあるかもしれない。7日まであるし、7日以降もある」と鈴木球団本部長は、球団としての熱い“気持ち”を口にした。
この日の交渉は約1時間。黒田から求められた球団の来季ビジョン、3年8億円以上とも言われる条件面を説明した後、09年春完成予定の新球場にも話は及んだ。「野球観を交換した。お互いの野球観を理解するのがポイント。お金だけではない」(同本部長)。新球場に関しても、自ら図面を広げて説明する熱の入れようだった。
黒田は球団側の説明に一定の理解を示した。「金額面だけでなく、それ以外でも球団の誠意は伝わってきた。これだけの選手にしてもらって感謝している」。だが、気持ちが揺れる中で、本音?とも取れる発言が飛び出す場面もあった。「基本的に宣言してからなんで」。すぐに「軽くは言えないです」と訂正したが…。残留か移籍か。球団と黒田の交渉が、いよいよ佳境を迎える。
(デイリースポーツ) - 10月31日10時47分更新