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 1メートル余りのパットを外したことによる差額は50万ドル(約6000万円)−。米シニアゴルフ、チャンピオンズツアーの今季最終戦、チャールズ・シュワブ・カップ選手権の最終日(29日・米カリフォルニア州)に、ローレン・ロバーツ(米国)が悲劇に見舞われた。
 同ツアーには賞金王争いとは別に、大会ごとの成績によるポイントの合計で争う「チャールズ・シュワブ・カップ」という年間タイトルがある。ポイント1位はボーナス100万ドル(約1億2000万円)。2位だと50万ドルと大差がある。
 ロバーツはこのビッグマネーをめぐって、ジェイ・ハース(米国)と激しく争っていた。ともに今季5勝目を狙って臨んだ最終戦。ハースは通算11アンダーでプレーを終えた。1つ後ろの最終組で回ったロバーツは、通算13アンダーで迎えた最終18番(パー4)で、2オンに成功した。
 パーに収めれば、年間ポイントでハースを上回る。約17メートルの第1パットで約1メートルに寄せた時、平均パット数のランキングでツアートップの名手に栄冠が輝くと、誰もが思った。しかし…。
 下りのパーパットはカップの縁をなめてボギーとなった。ロバーツは4位タイで、ハースは6位タイ。ロバーツはポイント争いでわずかに及ばず2位だった。
 AP電によると、100万ドルを手にし、賞金王にもなったハースは「気の毒だね」と同情。賞金ランクでも2位のロバーツは「自分はいつも2番手。疲れた」と、泣くに泣けない幕切れに肩を落とした。(共同)

<産経新聞>