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 日本代表アジア杯予選直前合宿第3日(14日、札幌市内)サッカー日本代表は15日、06年最終戦となるアジア杯予選・サウジアラビア戦(札幌ド)に挑む。イビチャ・オシム監督(65)は“敗北宣言”で選手の士気を高めた。

 老将がさじを投げた?!
 「きょうのようなデキなら試合をしない方がいい。負けちゃいます。監督の私をだましてプレーしている選手ばかりでした」。前日練習を終えたオシム監督は会見で『ダメ出し&敗北宣言』。サウジが2週間、国内リーグを中断し、日本より先に札幌入りしたことなど相手の有利点を挙げて、「試合の結果が出た後よりも、前に申し上げておいた方がよいと思う」と言い切った。
 無理もない。1試合平均1.33点の得点率は、92年就任のオフト監督以来過去最低。6試合中4試合がアジア相手では、あまりに物足りない数字だ。アジア杯本戦出場は決めているが、1位進出には2点差以上の勝利が条件。平均得点では逆転できない。普段以上に厳しいオシム節は、選手を鼓舞したとも取れる。
 新たな策も用意する。エース巻は6試合で無得点、我那覇も1点。攻撃陣のみの練習では、この千葉&川崎FWにパスを出す指令塔にMF羽生、中村憲の千葉&川崎コンビを据えた。川崎&千葉の“以心伝心カルテット”を、くすぶり続けるFW陣の起爆剤とする。
 「どうやって選手のモチベーションを高められるか。それさえできれば、いい試合ができる」と同監督。厳しい言葉と新たなアイデアは、果たして選手に届くのか。(志田健)