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高校生ドラフトでロッテが1巡目指名した八重山商工・大嶺祐太投手(18)との直接交渉を希望しているバレンタイン監督、瀬戸山代表に対し、同校野球部の伊志嶺吉盛監督(52)は26日、「会いたくない」と対面を拒否する考えを示した。

 強行指名から一夜明けても、伊志嶺監督は強硬姿勢を崩さなかった。「石垣島がどんなところか知りたい。監督と会いたい」と瀬戸山代表、担当スカウトを含めた直接交渉を望むバレンタイン監督。だが、伊志嶺監督は「会いたくない。来ても話しませんと昨日(25日)ドラフト前に電話があったときに、永野さん(担当スカウト)に伝えたけど」と完全拒絶宣言だ。

 この日、大嶺は午前6時半からの朝練習を欠席。伊志嶺監督の“確信”は深まった。「とりあえず朝、来いと言ったんですが。昨日も『監督の家に泊まる』と言っていたが自宅に帰った。そういうヤツ。そこ(人間教育)を含め、ソフトバンクには育てる自信があったんでしょう。ロッテは練習態度とか見ていない」。ロッテの育成体制への不安感がぬぐえない。

 さらに「(バレンタイン監督と)言葉が通じないと、気持ちも通じない」と冗談交じりにダメ押し。交渉はロッテとの交渉終了後という条件付きながら、社会人1チームから打診があったことも明かした。

 大嶺本人も「大して気持ちに変わりはない。高校野球の終わりとなる国体に集中したい」と進路については沈黙を守ったまま。石垣島と千葉の距離は、縮まる気配がない。 (森 淳)

=2006/09/27付 西日本スポーツ=