スポーツ全般に関するニュースをお届けします!
スポーツに関するニュースをお届けします!
巨人・工藤公康投手(43)が来季残留する場合、大幅な減俸を余儀なくされることが29日、分かった。工藤の今季の推定年俸は2億9000万円。球団側は今季ここまで3勝2敗、防御率4・50の左腕に対し、今季の3分の1以下となる1億円以下の年俸を提示するもようだ。今後はその条件を軸に来季の去就を話し合うが、工藤がこうした厳しい条件を受け入れるかどうかが注目される。

 読売関係者らの話を総合すると、球団側は来季契約に当たって大幅なダウン提示で臨む方針を固めているという。年俸額は1億円以下となることが濃厚だ。昨年はチームトップの11勝を挙げた工藤だが、今季はここまで3勝止まり。7月7日に出場選手登録を抹消され、左肩の違和感などもあって現在も2軍での調整が続いている。工藤本人はかねて「生涯巨人」を宣言。来季については「まだ決まっていない」としているが、巨人での現役続行を強く希望している。

 既に工藤は15日のジャイアンツ球場での練習中などに、原監督ら球団側と会談。来季も巨人でプレーしたいとの思いを伝えたもようだ。チーム内では内海、西村、姜建銘(ジャン・チェンミン)ら若手投手が台頭。43歳の工藤は厳しい立場にある。しかし、その一方で2軍でも若手に積極的に声を掛け、アドバイスするなど、その技術と経験を高く評価する声もある。左腕不足のチーム事情も残留を希望する工藤にとっては好材料だが、2億9000万円の高年俸が契約延長に最大のネックとなるのも事実だ。

 野球協約第92条(参稼報酬の減額制限)により、球団側は年俸1億円以上の選手の場合は40%までしかダウンできない。それ以上の大幅減の際には本人の同意が必要になる。工藤が1億円以下への減俸を受け入れて巨人での現役を続けるか、それとも交渉は不調に終わるのか。その場合、球団側が契約を更新しない可能性や、FA権を持つ工藤が移籍を決断する可能性も否定できない。215勝左腕の去就は流動的だ。

 ≪現役続行希望も「話し合いまだ」≫工藤はこの日、ジャイアンツ球場で行われた2軍練習に参加し軽めのランニング、キャッチボールを行った。「下半身が張っているからね。(2日休んで)大丈夫ならまた投げます」と10月2日にもブルペンでの投球練習を再開する見込み。巨人での現役続行を希望しているが来季の去就については「球団とはまだ話していないから」とした。

 ≪桑田は“白紙”強調≫退団を表明している桑田が今後について、あらためて白紙であることを強調した。ジャイアンツ球場で「先のことは分かりません。3、4日じゃ決まらない」と話した。10月10日の東京ドーム最終戦登板については「僕が決めることじゃない。(ホームページには24日の2軍戦が)最後になるだろうと書いた。最後ですとは書いてない。これから話します」と含みを持たせた。
(スポーツニッポン) - 9月30日6時3分更新