(セ・リーグ、阪神4−0中日、20回戦、中日13勝6敗1分、29日、甲子園)甲子園の風も奇跡へと誘っている。緑の外野芝生には、もう1つの壁が立ちはだかっていた。浜風に乗った白球は、左翼へグングン伸びる。フェンス際。左翼手の金本が最後はグラブをかざし、飛びついた。鉄壁のディフェンスで、竜の反撃の芽を摘んでみせた。
「1点差やったからな。うまい外野手なら、もっとうまく捕るんやろうけど。風の計算を間違った」。1点リードの六回。先頭打者の井端の打球は抜けていれば、左翼フェンス直撃の長打。福留、ウッズと続く打順回りだけに、反撃機を阻止したのは大きい。同級生の下柳もマウンドから帽子を取って、頭を下げるビッグープレーだった。
「俺は146試合出場するつもりでやっているからな」
日ごろの鍛錬の賜物だ。4番としてフルイニング出場するためにも「最初に衰えるのは下半身」と、自らに言い聞かせてトレーニングに励んでいる。広島市内のジム『アスリート』の平岡洋二社長も「足腰を普段から鍛えているから、ああいうプレーも難なくできる」と、38歳の美技に下を巻く。
鉄人だけじゃない。選手会長も守備力で本領発揮。五回無死、英智の左中間へ抜けようかという打球に、最後は飛びついた。最後はフェンスに体を預けると、大歓声が小さな体を包む。「自分でもよく捕ったわ。負けたら終わり。一戦必勝ですから」と赤星。神がかり的な守備に自ら驚いていた。
「守り勝ちかもしれんな。完封できるわけやから。(六回の)井端の打球は入ったと思ったけどな」と岡田監督。投げて、打ってだけじゃない。しっかりと守り勝つことができる。進撃を続ける猛虎の本当の強さが、そこにある。
(サンケイスポーツ) - 9月30日8時1分更新
「1点差やったからな。うまい外野手なら、もっとうまく捕るんやろうけど。風の計算を間違った」。1点リードの六回。先頭打者の井端の打球は抜けていれば、左翼フェンス直撃の長打。福留、ウッズと続く打順回りだけに、反撃機を阻止したのは大きい。同級生の下柳もマウンドから帽子を取って、頭を下げるビッグープレーだった。
「俺は146試合出場するつもりでやっているからな」
日ごろの鍛錬の賜物だ。4番としてフルイニング出場するためにも「最初に衰えるのは下半身」と、自らに言い聞かせてトレーニングに励んでいる。広島市内のジム『アスリート』の平岡洋二社長も「足腰を普段から鍛えているから、ああいうプレーも難なくできる」と、38歳の美技に下を巻く。
鉄人だけじゃない。選手会長も守備力で本領発揮。五回無死、英智の左中間へ抜けようかという打球に、最後は飛びついた。最後はフェンスに体を預けると、大歓声が小さな体を包む。「自分でもよく捕ったわ。負けたら終わり。一戦必勝ですから」と赤星。神がかり的な守備に自ら驚いていた。
「守り勝ちかもしれんな。完封できるわけやから。(六回の)井端の打球は入ったと思ったけどな」と岡田監督。投げて、打ってだけじゃない。しっかりと守り勝つことができる。進撃を続ける猛虎の本当の強さが、そこにある。
(サンケイスポーツ) - 9月30日8時1分更新