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(セ・リーグ、阪神4−0中日、20回戦、中日13勝6敗1分、29日、甲子園)これもオレ流の“負け惜しみ”だ。竜虎最終決戦第1ラウンド、中日はエース・川上で白星を逃した。試合後はいつも通りのポーカーフェースの指揮官が話し出したテーマは、なぜか虎ファンへのメッセージ?だった。

 「もっと、オレが現役の時って(甲子園は)熱かったよ。今は何か違う。何か、冷めてる気がする。首位攻防戦にしては、シーズン途中の方がもっと熱かったな」

 とはいえ落合監督が中日、巨人でプレーしていたころの阪神は、超低迷時代。逆転Vへの望みを託す今の声援と、当時のファンの気質が違うのも当然だ。

 マスコミなどを介した監督の選手評でいらぬ誤解を生むことを、落合監督は最も嫌う。七回、失点につながった二塁・荒木の失策や、7回4失点の川上に関して言及を避けるため、あえて“試合外の話題”で矛先をかわしたわけだ。

 「勝ち運がなかったな。状況は何ひとつ変わってないよ。あと14試合で(マジック)9が、あと13試合で9になっただけだ。気持ちの切り替え? 別に、そんな意味合いの試合じゃない」

 甲子園3連戦に3連敗しても、ゲーム差がなくなるとはいえ首位をキープできる。マジックが消えることもない。まだまだ優位は変わらない。「負ける日もあれば、勝てる日もあるんだよ」。落合監督は、慌てない。
(サンケイスポーツ) - 9月30日8時1分更新