今季最終戦のブラジルGP決勝、ポールポジションからスタートしたフェラーリのフェリペ・マッサは、必要とあればファステストを叩き出し、さらには求められれば一歩下がり、完ぺきにレースをコントロールしていた。
その結果、偉大なアイルトン・セナが1993年に優勝して以来初めてとなる、ブラジル人ドライバーによる母国グランプリ制覇を達成し、見事な2勝目を挙げたのだ。ブラジルのファンが長い間待ち望んでいた勝利でもあり、とても価値あるものとなった。
マッサが素晴らしい走りを披露する一方で、これがラストランとなるミハエル・シューマッハは、4位入賞を果たし、周囲を驚かせた。9周目でパンクに見舞われ、一時は最後尾まで落ちていたからだ。そこから最後まで“シューマッハらしい”走りを見せ、長いレースを戦い抜いた結果、4位というポジションをもぎ取ったのだった。
全身全霊を注いで最大の努力をしたにもかかわらず、フェルナンド・アロンソ(ルノー)に2連覇を許し、シューマッハはF1を去る。また、チームもコンストラクターズ選手権でルノーに次ぐ、2位に終わった。
マッサは申し分ないレースをしたが、シューマッハが本当に優れたドライバーであることを見せつけたレース。全長4.309kmのコース上でのペースは誰よりも速く、0.7秒の差をつけたのだった。
フェリペ・マッサ
「また夢がかなったよ。ずっと描いていた夢が現実になったんだ。クルマは完ぺきで、タイヤも申し分なかった。おかげで僕はホームレースで見事なレースができたんだ! ずっとレースをコントロールできていたよ。パンクしてしまったマイケル(ミハエル・シューマッハ)が前にいた時は、少しスローダウンしたけどね。僕は彼を追い越したくなかったんだ」
「このレースを家族、友達、それからキャリアの中で僕を助けてくれた人たち、そしてグランドスタンドにいて、温かく見守ってくれたブラジルのファンにささげたい。今日でマイケルは引退してしまうけど、今の時点ですでに彼がいなくなることが寂しいんだ。いつも彼は僕をサポートしてくれたし、友情も感じていた。これからは、彼の代わりにチームを支えていかなきゃいけないから、大きな責任があるね。最後の数周は、集中力を保とうと努力していたけど、グランドスタンドで歓声を上げているファンを見ずにはいられなかったよ!」
ミハエル・シューマッハ
「フェリペ(マッサ)が素晴らしいレースをしてくれて、本当にうれしく思っている。アイルトン(セナ)以来、初めてインテルラゴスで優勝を飾ったブラジル人ドライバーになったんだからね。すごいことだよ。最低でも、一緒にポディウムに上がれたらもっと良かっただろうね。それから、フェルナンド(アロンソ)にもお祝いを言いたいよ」
「今日は、フィジケラ(ルノー)を抜いた9周目にパンクしてしまって、レースは半ばあきらめざるを得なかった。チームラジオで教えてもらうまでは、パンクのことには気がつかなかったんだ。素晴らしいクルマと、とても優れたブリヂストンタイヤのおかげもあって、そこからどんどん順位を上げることができて楽しかったよ」
「これで僕のレース人生は終わりだ。特別な瞬間だってことは確かなことだし、素晴らしい人たち、すなわち、フェラーリのみんなと過ごせることができて、とても誇りに思っている。彼らには言いたいことがたくさんあるけど、今はいい言葉が見つからないんだ」
ロス・ブラウン
「今日はすべてが特別だった。クルマもドライバーも、ブリヂストンタイヤも、それからチームスタッフの作業もね。マイケルがラストレースを勝利で終わることができなくて、本当にがっかりしている。フィジケラをパスした時に、彼とぶつかったことが原因でパンクしてしまったから、レースを妥協せざるを得なかったんだ。すごくタフなシーズンだったよ。開幕からクルマには競争力があったけど、いいスタートが切れなかったからね」
「それから、チームと技術パートナーが全力を注いでくれたこと、そして最高のドライバーに匹敵するくらいの最高のパッケージがあったおかげで、見事な復活を遂げられた。特にブリヂストンとシェルにはすごく助けられたね。今日はフェリペが素晴らしいレースをしてくれて、とても喜んでいる。これからのフェラーリを支えてもらわなくてはいけないからね。本当に見事なレースだったから、シーズンのいい締めくくりになったよ」
ジャン・トッド
「フェリペが見事な勝利を飾って、マイケルにとってはいろいろな理由で歴史的なレースだったというのに、私はこの瞬間も残念でたまらないんだ。違った形でマイケルにはキャリアを終えてもらいたいと思っていたからね。でも、運命は別のプランを用意していたようだ。われわれはポジティブな面に目を向けなくてはいけない」
「チームは今シーズン9勝も挙げることができた。マイケルが7回で、フェリペが2回。シーズンの出だしはつまずいてしまったけど、最終戦までずっと両タイトルを勝ち取る努力を続けてきた。しかし、選手権は18戦しかないんだ。だから、この結果を受け入れてライバルのルノーに称賛の言葉を送りたいと思う」
「これからは将来のことを考えなくてはならない。そして今シーズン学んだことを教訓に、新しいチャプターをスタートさせる必要がある。新しいレギュレーション、新しいドライバー、そしてタイヤサプライヤーが1社のみとなって、2007年シーズンを迎える。しかし、これらは今後も話し合えることだ」
「ジェスチオーネ・スポルティーバ(通称GESと呼ばれるフェラーリのF1設計、製造、組み立てを行っているファシリティ)のみんな、マイケル、それからフェリペが素晴らしい仕事をしてくれたことにお礼を言いたい。そして、われわれの技術パートナー、特にブリヂストンとシェル、そしてスポンサーシップパートナー、まずはフィリップ・モリス、それから他の多くのパートナーに感謝したい。結果はどうであれ、フェラーリファミリーが心に残るシーズンを過ごせたことをうれしく思っている」
(F1-Live.com) - 10月23日12時13分更新
その結果、偉大なアイルトン・セナが1993年に優勝して以来初めてとなる、ブラジル人ドライバーによる母国グランプリ制覇を達成し、見事な2勝目を挙げたのだ。ブラジルのファンが長い間待ち望んでいた勝利でもあり、とても価値あるものとなった。
マッサが素晴らしい走りを披露する一方で、これがラストランとなるミハエル・シューマッハは、4位入賞を果たし、周囲を驚かせた。9周目でパンクに見舞われ、一時は最後尾まで落ちていたからだ。そこから最後まで“シューマッハらしい”走りを見せ、長いレースを戦い抜いた結果、4位というポジションをもぎ取ったのだった。
全身全霊を注いで最大の努力をしたにもかかわらず、フェルナンド・アロンソ(ルノー)に2連覇を許し、シューマッハはF1を去る。また、チームもコンストラクターズ選手権でルノーに次ぐ、2位に終わった。
マッサは申し分ないレースをしたが、シューマッハが本当に優れたドライバーであることを見せつけたレース。全長4.309kmのコース上でのペースは誰よりも速く、0.7秒の差をつけたのだった。
フェリペ・マッサ
「また夢がかなったよ。ずっと描いていた夢が現実になったんだ。クルマは完ぺきで、タイヤも申し分なかった。おかげで僕はホームレースで見事なレースができたんだ! ずっとレースをコントロールできていたよ。パンクしてしまったマイケル(ミハエル・シューマッハ)が前にいた時は、少しスローダウンしたけどね。僕は彼を追い越したくなかったんだ」
「このレースを家族、友達、それからキャリアの中で僕を助けてくれた人たち、そしてグランドスタンドにいて、温かく見守ってくれたブラジルのファンにささげたい。今日でマイケルは引退してしまうけど、今の時点ですでに彼がいなくなることが寂しいんだ。いつも彼は僕をサポートしてくれたし、友情も感じていた。これからは、彼の代わりにチームを支えていかなきゃいけないから、大きな責任があるね。最後の数周は、集中力を保とうと努力していたけど、グランドスタンドで歓声を上げているファンを見ずにはいられなかったよ!」
ミハエル・シューマッハ
「フェリペ(マッサ)が素晴らしいレースをしてくれて、本当にうれしく思っている。アイルトン(セナ)以来、初めてインテルラゴスで優勝を飾ったブラジル人ドライバーになったんだからね。すごいことだよ。最低でも、一緒にポディウムに上がれたらもっと良かっただろうね。それから、フェルナンド(アロンソ)にもお祝いを言いたいよ」
「今日は、フィジケラ(ルノー)を抜いた9周目にパンクしてしまって、レースは半ばあきらめざるを得なかった。チームラジオで教えてもらうまでは、パンクのことには気がつかなかったんだ。素晴らしいクルマと、とても優れたブリヂストンタイヤのおかげもあって、そこからどんどん順位を上げることができて楽しかったよ」
「これで僕のレース人生は終わりだ。特別な瞬間だってことは確かなことだし、素晴らしい人たち、すなわち、フェラーリのみんなと過ごせることができて、とても誇りに思っている。彼らには言いたいことがたくさんあるけど、今はいい言葉が見つからないんだ」
ロス・ブラウン
「今日はすべてが特別だった。クルマもドライバーも、ブリヂストンタイヤも、それからチームスタッフの作業もね。マイケルがラストレースを勝利で終わることができなくて、本当にがっかりしている。フィジケラをパスした時に、彼とぶつかったことが原因でパンクしてしまったから、レースを妥協せざるを得なかったんだ。すごくタフなシーズンだったよ。開幕からクルマには競争力があったけど、いいスタートが切れなかったからね」
「それから、チームと技術パートナーが全力を注いでくれたこと、そして最高のドライバーに匹敵するくらいの最高のパッケージがあったおかげで、見事な復活を遂げられた。特にブリヂストンとシェルにはすごく助けられたね。今日はフェリペが素晴らしいレースをしてくれて、とても喜んでいる。これからのフェラーリを支えてもらわなくてはいけないからね。本当に見事なレースだったから、シーズンのいい締めくくりになったよ」
ジャン・トッド
「フェリペが見事な勝利を飾って、マイケルにとってはいろいろな理由で歴史的なレースだったというのに、私はこの瞬間も残念でたまらないんだ。違った形でマイケルにはキャリアを終えてもらいたいと思っていたからね。でも、運命は別のプランを用意していたようだ。われわれはポジティブな面に目を向けなくてはいけない」
「チームは今シーズン9勝も挙げることができた。マイケルが7回で、フェリペが2回。シーズンの出だしはつまずいてしまったけど、最終戦までずっと両タイトルを勝ち取る努力を続けてきた。しかし、選手権は18戦しかないんだ。だから、この結果を受け入れてライバルのルノーに称賛の言葉を送りたいと思う」
「これからは将来のことを考えなくてはならない。そして今シーズン学んだことを教訓に、新しいチャプターをスタートさせる必要がある。新しいレギュレーション、新しいドライバー、そしてタイヤサプライヤーが1社のみとなって、2007年シーズンを迎える。しかし、これらは今後も話し合えることだ」
「ジェスチオーネ・スポルティーバ(通称GESと呼ばれるフェラーリのF1設計、製造、組み立てを行っているファシリティ)のみんな、マイケル、それからフェリペが素晴らしい仕事をしてくれたことにお礼を言いたい。そして、われわれの技術パートナー、特にブリヂストンとシェル、そしてスポンサーシップパートナー、まずはフィリップ・モリス、それから他の多くのパートナーに感謝したい。結果はどうであれ、フェラーリファミリーが心に残るシーズンを過ごせたことをうれしく思っている」
(F1-Live.com) - 10月23日12時13分更新