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フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ今季第2戦、スケートカナダは2日、ビクトリアで行われ、女子ショートプログラム(SP)で、村主章枝(avex)が58・52点で2位に入った。

 恩田美栄(東海学園大職)はミスが目立ち、11位。

 トップは、62・68点を記録した、昨年の世界ジュニア選手権女王、金妍兒(キム・ヨナ、韓国)。

 ペアのSPは、中国の張丹、張昊組が首位だった。
(読売新聞) - 11月3日15時33分更新
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦のスケートアメリカ(米コネティカット州ハートフォード)で優勝したミキティこと安藤美姫(トヨタ自動車)。ショートプログラム(SP)2位からほぼノーミスの演技でフリー1位となり逆転でGP初優勝、15位と惨敗に終わったトリノ五輪から復活した。
 「今季は4回転はやらない。難しいことをやるのでなく、ちゃんと(演技を)まとめられるように」。そう語っていた通り、冒頭からの3回転連続ジャンプを含め切れのいいジャンプを7種類そろえた。こだわり続けた4回転ジャンプを封じても勝負できることを証明し、自らも確認した。
 「マラリアス(素晴らしい)」。演技を終えた安藤の右耳にささやいた新コーチのモロゾフ氏の存在も大きい。「パワーをくれる。自信を持って試合に臨める」と安藤。技術だけでない何かを与えてくれる指導者が悩める18歳を変えた。15日の国際競技会でも表現力を示す5項目すべてで7点台をマーク、浅田真を上回る評価を受けていた。
 GP初優勝に沸く会見で意地悪な質問が出た。「トリノ五輪代表選出を疑問視する声もあった」と。安藤は答えた。「知っている。その人たちの気持ちを覆すような演技をすると心に決めた。きょう、それを少し証明できたと思う」。SP、フリーの合計得点192・59点は五輪で優勝した荒川静香の191・34点を上回る。復活を確信したように安藤の目は力強さをたたえていた。(ニューヨーク支局)

■日本最高得点
 安藤はSP、フリーでともに自己最高を記録し、合計得点192・59点も歴代3位の好記録となった。
 五輪で優勝した荒川の191・34点も上回り、日本の最高得点を塗り替えた。
 世界で最高得点はスルツカヤ(ロシア)が2005年ロシア杯でマークした198・06点。浅田真の自己最高は昨季のGPファイナル優勝の189・62点で歴代6位。
【安藤美姫の主な成績】
シーズン      大 会 名    順位
2001−02 全日本ジュニア選手権 優勝
        全日本選手権     3位
        世界ジュニア選手権  3位
  02−03 全日本ジュニア選手権 優勝
        全日本選手権     5位
        世界ジュニア選手権  2位
  03−04 全日本ジュニア選手権 優勝
        全日本選手権     優勝
        世界ジュニア選手権  優勝
        世界選手権      4位
  04−05 全日本選手権     優勝
        世界選手権      6位
  05−06 ロシア杯       2位
        NHK杯       4位
        GPファイナル    4位
        全日本選手権     6位
        トリノ五輪     15位
  06−07 スケートアメリカ   優勝
                  ◇
■安藤、会心ジャンプ 11個成功 歴代3位の高得点
 目の前でマイズナーが高得点を出した。しかし、安藤は自信に満ちていた。メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲に乗り、11個のジャンプを次々と成功。ビールマンスピンで締めくくると、笑顔で両手を突き上げた。
 初披露のフリー。冒頭の3回転連続ジャンプが決まる。「小さいころから一番得意だったから」。表現力とスピード感に多少欠けたが、かつて天才と称されたジャンパーは跳び続けて、押し切った。
 地元メディアは世界女王のマイズナーと浅田真の「3回転半対決」と騒いだ。安藤は“伏兵的”存在だった。ところが、本番で光り輝いたのが安藤。マイズナーがつぶやいた。「日本選手は恐ろしい」
 女王を震撼(しんかん)させた安藤の勝利は執念のたまものともいえる。早朝に宿泊先でぼや騒ぎがあり、たたき起こされた。避難するその手にはスケート靴を握っていた。「きょうの試合に絶対出たかったから」と打ち明ける。
 会心の演技を終えて頭をよぎったのは「スピードが落ちた。練習を積まなくちゃ」。優勝しても不満。究極の演技に向けるあくなき探求心こそ、トップ選手になるための不可欠要素である。 
 日本スケート界はトリノ五輪で荒川静香が金メダルを獲得した後、日本連盟元会長らの背任事件が発覚して大きく揺れた。男子の織田に続く安藤の優勝は、灰色のイメージが漂う中での光ともなった。

 【フィギュアGPシリーズ日本選手優勝】
2001年 NHK杯     本田 武史
  02年 スケートカナダ  本田 武史
      ボフロスト杯   恩田 美栄
      NHK杯     恩田 美栄
  03年 NHK杯     村主 章枝
      GPファイナル  村主 章枝
  04年 NHK杯     荒川 静香
  05年 スケートアメリカ 高橋 大輔
      フランス杯    浅田 真央
      NHK杯     中野友加里
               織田 信成
      GPファイナル  浅田 真央
  06年 スケートアメリカ 織田 信成
               安藤 美姫
(注)GPシリーズは1995年からのチャンピオンズシリーズを前身にスタート



ミキティ復活のわけ−。フィギュアスケートの今季世界一を決めるグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケート・アメリカは28日、女子フリーを行い、安藤美姫(18=トヨタ自動車、中京大1年)が逆転で、GP初優勝を飾った。ショートで1位だった浅田真央(16)は得意のジャンプで2度失敗して3位に終わった。

 挫折を乗り越え、安藤に笑顔が帰ってきた。日本女子による今大会制覇は92年(佐藤有香)以来、14年ぶり2人目の快挙。安藤は「次のGPシリーズに向けて頑張るだけです」。

 安藤のこの日の得点は、トリノ五輪で金メダルの荒川静香が出したものより上。誰が見ても完璧(かんぺき)な演技だった。GPシリーズはおよそ2カ月間で世界6カ国を転戦する。選手は2戦に出場して上位6人が世界一を決めるGPファイナルへの出場権を得る。幸先のよいスタートだ。

 4回転ジャンプを軸に大きく期待されたトリノ五輪では15位惨敗。「スケートをやめたい」と引退をほのめかしていた安藤だが、日本スケート界を揺るがした連盟元会長らの背任事件が追い風をもたらした。

 この事件に関与していた連盟幹部は『美姫よりも真央』と、浅田真央を軸とする強化体制を敷いていた。その結果、安藤は成績不振を理由に今年4月には「特別強化選手」から外され、どん底にあった。

 しかし同月にトヨタ自動車に入社、中京大に社会人学生として進学し、支援態勢が整った。また、荒川のプロ転向で、再び「特別強化指定選手」に戻った。その上、連盟が新体制となった。

 「これからは、もうわがままも言わない。4回転も封印します」と、安藤は周囲の関係者を驚かせる変身ぶりでこの大会にかけていたのだ。

 次回のGP出場はフランス大会(11月16〜19日)を予定している。


★フィギュア平均視聴率20.4%

 テレビ朝日系で28、29日に放送されたフィギュアスケート・GPシリーズ第1戦の平均視聴率(関東地区)がそれぞれ16.8%、20.4%と高記録をマークしたことが30日、ビデオリサーチの調べでわかった。
(夕刊フジ) - 10月30日17時0分更新
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ開幕戦のスケートアメリカ第3日は28日、女子フリーなどが行われ、ショートプログラム(SP)2位の安藤美姫(トヨタ自動車)が、フリー1位の演技を披露し、総合で自己最高の192・59点を獲得。

 荒川静香を抜く史上3位の高得点で、GPシリーズ初優勝を遂げた。

 SP首位の浅田真央(愛知・中京大中京高)はジャンプでミスが相次ぎ、3位に終わった。2位は昨季の世界選手権女王、キミー・マイズナー(米)。

 浅田の姉の舞(愛知・東海学園高)は総合6位。

 アイスダンスはフリーが行われ、渡辺心、木戸章之組(新横浜プリンスク)は総合7位だった。ペアでは、井上怜奈、ジョン・ボールドウィン組(米)が優勝した。
(読売新聞) - 10月29日13時8分更新
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦のスケートアメリカ第2日は27日、当地のシビックセンターで行われ、女子ショートプログラム(SP)は昨季のGPファイナル覇者の浅田真央(愛知・中京大中京高)が自己最高の68・84点でトップに立った。
 トリノ五輪代表の安藤美姫(トヨタ自動車)も自己最高の66・74点で2位となり、昨季の世界選手権女王で3位のキミー・マイズナー(米国)の58・82点を大きく引き離した。浅田舞(愛知・東海学園高)は48・66点で6位。
 アイスダンスのオリジナルダンス(OD)は規定6位の渡辺心、木戸章之組(新横浜プリンスク)が合計74・16点で7位に後退。昨季の世界選手権で優勝したアルベナ・デンコワ、マキシム・スタビスキー組(ブルガリア)が合計101・46点で首位を守った。
 男子フリーはSP首位の織田信成(関大)が7番滑走で登場。



フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦のスケートアメリカは27日、当地のシビックセンターで2日目の競技を行い、女子ショートプログラム(SP)では、浅田真央(愛知・中京大中京高)が11番目の最終滑走で登場、自己最高得点の68.84点で1位につけた。安藤美姫(トヨタ自動車)も自己最高得点で2位、浅田舞(愛知東海学園高)も6位につけた。

 浅田は昨季GPファイナル覇者の実力を持ちながらも、年齢制限でトリノ五輪には不出場。16歳となる今季は体格の変化などで得意とするビールマンスピンへの負担増加など、競技への影響が懸念されていた。だが、滑りは、そんな懸念を吹き飛ばす自己最高得点だ。

 一方、66.74点の自己最高得点で2位に続いた安藤も、昨季世界選手権女王の3位キミー・マイズナー(米国)から8ポイント近い大差をつけ、トリノ五輪での不振を払拭する滑りを見せた。初のGPシリーズ出場となる浅田舞は48.66点のSP6位でスタートした。

 これにより、首位争いは事実上、浅田真央と安藤の一騎打ちになる。浅田舞も表彰台を狙える好位置につけており、表彰台を日本人勢が独占する期待も高まった。
(夕刊フジ) - 10月28日17時2分更新
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦のスケートアメリカが26日、米コネティカット州ハートフォードのシビックセンターで開幕し、男子ショートプログラム(SP)で、昨季の世界選手権4位の織田信成(19=関大)が歴代2位のSP得点となる81・80点をマーク。2位のアルバン・プロベール(フランス)に8点の大差をつけて、首位に立った。

 織田が陽気に氷上を舞った。フランク・シナトラの名曲「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」のジャズのリズムに乗った演技の最後を高速スピンで締めくくると、観客から大きな拍手を浴びた。体がひと回り大きくなり、髪形もオールバックでイメージチェンジした19歳は「安全策で演技すると躍動感がなくなる。緊張しても落ち着いて滑れた」と喜んだ。

 自己ベストの81・80点は、トリノ五輪金メダルのスーパースター、プルシェンコ(ロシア)が圧勝した五輪で記録した90・66点に次ぐ歴代2位のSP得点。冒頭のトリプルアクセル(3回転半)、3回転ルッツ―3回転トーループを決め、波に乗った結果だった。

 苦手のステップも進化を見せて、レベル3の評価を得た。スピンでは最高難度のレベル4が2つ、自慢の表現力は高得点の7点台。「自己最高はうれしい。3回転半を跳べて波に乗れた」と話した。コーチを務める母・憲子さんと体幹トレーニングに励んだ成果で、ジュニア時代からのライバル、プロベールに大差をつけた。

 昨年の全日本選手権はジャンプの規則違反で2位に終わり、トリノ五輪代表を高橋大輔(20)に譲った。悔しさを胸に迎えた今季初戦で好スタートを切り「スピードが少しなかったけど評価してもらえ、びっくり」と手応えをつかんだ。クラシック音楽を聞き込んで感性も磨いてきた織田は、チャイコフスキーの交響曲でフリーに挑む。
(スポーツニッポン) - 10月28日6時3分更新
 【ハートフォード(米コネティカット州)=25日(日本時間26日)】フィギュアスケートのGPシリーズ第1戦のスケートアメリカは25日、当地で公式練習を行い、女子で昨季GPファイナル女王の浅田真央(16)=愛知・中京大中京高=がトリプルアクセルを3度成功させた。27日のショートプログラム(SP)では最終11番目の滑走が決まり、世界選手権覇者のキミー・マイズナー(17)=米国=と対決する。
 いきなりトリプルアクセルを3度成功させた浅田真は「アクセルはフリーで1回にする。GP初戦は一番大切。次につながるいい演技をしたい」。高難度な演技構成で、ファイナルを含めた日本選手最多のGP3勝目に照準を定めた。今年9月に16歳になった浅田真。トリノ五輪や世界選手権出場を阻んだ年齢制限はもうない。昨年の世界選手権女王マイズナーにはフランス杯で勝っており、「このまま自信を持ってやりたい」と瞳を輝かせた。

 ★安藤美姫はミスなし!

 トリノ五輪代表の安藤美姫(18)=トヨタ自動車=は、フリーで入れる2連続3回転を決め、ジャンプのミスのない内容で公式練習を終えた。「今季は4回転(サルコー)はやらない」と大技を封印。完成度の高さで勝負することを口にした。安定したジャンプ構成でGP初優勝を狙う。

 ■SP滑走順

 27日の女子は、浅田真の最終11番のほか、姉・浅田舞(18)=愛知・東海学園高=が3番、安藤が8番に滑走する。マイズナーは4番となった。26日の男子は織田信成(19)=関大=が11番、南里康晴(21)=中村学園大=が5番に決まった。大会は26日午後4時半(日本時間27日午前5時半)に開幕。フリーは男子が27日、女子は28日に行われる。
<サンケイスポーツ>