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あす3日から女子ゴルフの「ミズノクラシック」に臨む宮里藍の言葉が変わった。9月の帰国以来、超強気のコメントを連発し、最低でも4位以内で終わる好成績を連発してきたが、日本で行われる米女子ツアーの今週は、「ここで勝てれば、(米で)とっくに勝っている」と、トーンダウンしているのだ。

 日米両ツアーの選手が半分ずつ出場する今大会に、はじめて米ツアーの選手として出場する宮里は、「今年1年アメリカでやって、みんなと友だちになれたので、今年は自分の居場所がある。雰囲気の違いを感じなくなって、自然体でプレーできる」と、3年連続出場の感想を話した。

 日本ツアーの選手として出場していた過去2年も2位と10位だから、米ツアーの雰囲気に慣れた今年は優勝争い−と期待がふくらむところ。

 ところが、「日本では勝つことだけが目標」「(5打差?)今の調子なら必ず追いつける差」と話してきた帰国以来の超強気は雲散霧消し、言葉の端々に、腰の引けた宮里が顔を出している。

 「米ツアーは全体的なレベルが高い」「アニカの6連覇を阻止しようとするのは無謀」「(米ツアーなので)雰囲気が先週までと全然違う」「ここで勝てれば、とっくに勝っている」

 相手の力量を正当に評価できることも実力のうち。だが、関係者は“欧米コンプレックス”が首をもたげた可能性を懸念している。宮里自身、帰国以来の快進撃で「日本で取り戻した自信を、向こうに持ち帰って、どれだけできるかが課題」と繰り返している。

 米ツアーとはいえ、今大会に出場登録する真のトップ選手はソレンスタムやウェブぐらい。米ツアーで賞金ランク21位の宮里でも、出場者の中では上から7番目で、ことさらに警戒感を強める必要はなさそうだが…。

 「厳しすぎず、甘すぎず、自分のベストを尽くす」が、静かな闘志であることを願うばかりだ。
(夕刊フジ) - 11月2日17時1分更新
 女子ゴルフの最新世界ランキングが31日発表され、宮里藍は前週と同じ6位だった。大山志保も9位、不動裕理も12位で変動はなかったが、福嶋晃子は前週の23位から18位、横峯さくらも26位から24位に上がった。
 上位3人はアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)ロレーナ・オチョア(メキシコ)カリー・ウェブ(オーストラリア)の順で変わらず、ミシェル・ウィー(米国)は11位だった。(共同)


 1メートル余りのパットを外したことによる差額は50万ドル(約6000万円)−。米シニアゴルフ、チャンピオンズツアーの今季最終戦、チャールズ・シュワブ・カップ選手権の最終日(29日・米カリフォルニア州)に、ローレン・ロバーツ(米国)が悲劇に見舞われた。
 同ツアーには賞金王争いとは別に、大会ごとの成績によるポイントの合計で争う「チャールズ・シュワブ・カップ」という年間タイトルがある。ポイント1位はボーナス100万ドル(約1億2000万円)。2位だと50万ドルと大差がある。
 ロバーツはこのビッグマネーをめぐって、ジェイ・ハース(米国)と激しく争っていた。ともに今季5勝目を狙って臨んだ最終戦。ハースは通算11アンダーでプレーを終えた。1つ後ろの最終組で回ったロバーツは、通算13アンダーで迎えた最終18番(パー4)で、2オンに成功した。
 パーに収めれば、年間ポイントでハースを上回る。約17メートルの第1パットで約1メートルに寄せた時、平均パット数のランキングでツアートップの名手に栄冠が輝くと、誰もが思った。しかし…。
 下りのパーパットはカップの縁をなめてボギーとなった。ロバーツは4位タイで、ハースは6位タイ。ロバーツはポイント争いでわずかに及ばず2位だった。
 AP電によると、100万ドルを手にし、賞金王にもなったハースは「気の毒だね」と同情。賞金ランクでも2位のロバーツは「自分はいつも2番手。疲れた」と、泣くに泣けない幕切れに肩を落とした。(共同)

<産経新聞>

先週の「IDC大塚家具レディス」で、9月の帰国以来、初めて日本人に敗れ、4位に終わった宮里藍が30日、契約するブリヂストンスポーツ社の新製品発表会に出席。今週、日本で開催される米ツアー「ミズノクラシック」を前に、米国での“初体験”を明かし、意気込みを新たにした。

 「向こうの選手は、なじもうとする人を受け入れてくれる。頑張って話しかけると、受け入れてくれるのが楽しかったですね」

 米ツアーでの初体験を聞かれた宮里は、ルーキーながら上位32人で戦う米ツアー最終戦「ADT選手権」の出場権を獲得できたほどの成績の要因として、プレー以外での選手との交流を挙げた。

 「ロサレスやクリーマー、オチョアたちと、プレーの後、1人(マネジャーなし)で食事にも行った。辞書を片手に、英語は大変なんですけど、コースで見られない一面が見られる。ふだんの生活がどうとか、小さいときの話とか…」

 楽しそうに振り返り、「(米国で)1年経験して、今年は昨年とは違うゴルフで上位に行けると思う」と、米ツアー選手を迎え撃つミズノへの意気込みを語った。

 裏を返せば、丸2年戦った日本ツアーでは、そういう交流がほとんどなかったということ?
(夕刊フジ) - 10月31日17時1分更新
 【ハートフォード(米コネティカット州)=夕刊フジ特電】ミキティ復活のわけ−。フィギュアスケートの今季世界一を決めるグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケート・アメリカは28日、女子フリーを行い、安藤美姫(18=トヨタ自動車、中京大1年)が逆転で、GP初優勝を飾った。ショートで1位だった浅田真央(16)は得意のジャンプで2度失敗して3位に終わった。
 挫折を乗り越え、安藤に笑顔が帰ってきた。日本女子による今大会制覇は92年(佐藤有香)以来、14年ぶり2人目の快挙。安藤は「次のGPシリーズに向けて頑張るだけです」。
 安藤のこの日の得点は、トリノ五輪で金メダルの荒川静香が出したものより上。誰が見ても完璧(かんぺき)な演技だった。GPシリーズはおよそ2カ月間で世界6カ国を転戦する。選手は2戦に出場して上位6人が世界一を決めるGPファイナルへの出場権を得る。幸先のよいスタートだ。
 4回転ジャンプを軸に大きく期待されたトリノ五輪では15位惨敗。「スケートをやめたい」と引退をほのめかしていた安藤だが、日本スケート界を揺るがした連盟元会長らの背任事件が追い風をもたらした。
 この事件に関与していた連盟幹部は『美姫よりも真央』と、浅田真央を軸とする強化体制を敷いていた。その結果、安藤は成績不振を理由に今年4月には「特別強化選手」から外され、どん底にあった。
 しかし同月にトヨタ自動車に入社、中京大に社会人学生として進学し、支援態勢が整った。また、荒川のプロ転向で、再び「特別強化指定選手」に戻った。その上、連盟が新体制となった。
 「これからは、もうわがままも言わない。4回転も封印します」と、安藤は周囲の関係者を驚かせる変身ぶりでこの大会にかけていたのだ。
 次回のGP出場はフランス大会(11月16〜19日)を予定している。

★フィギュア平均視聴率20.4%
 テレビ朝日系で28、29日に放送されたフィギュアスケート・GPシリーズ第1戦の平均視聴率(関東地区)がそれぞれ16.8%、20.4%と高記録をマークしたことが30日、ビデオリサーチの調べでわかった。

<ZAKZAK>

 樋口久子IDC大塚家具レディース最終日(29日・埼玉県武蔵丘GC=6561ヤード、パー72)2位から出た33歳の福嶋晃子が70で回り、通算9アンダーの207で並んだ前日首位の横峯さくらとのプレーオフを制して逆転優勝した。9月のマンシングウェア東海クラシック以来、今季2勝目、日本ツアー通算19勝目(米ツアーでは2勝)を挙げ、賞金1260万円を獲得した。
 3位は通算6アンダー、210の中田美枝(なかた・みえ)。2位スタートの宮里藍(みやざと・あい)は74と崩れ、通算5アンダーの211で4位だった。大山志保(おおやま・しほ)は8位。
 18番(パー5)で実施されたプレーオフ1ホール目で福嶋がバーディーを奪ったのに対し、この日71で回った横峯はバーディーパットを外した。



女子ゴルフの樋口久子IDC大塚家具レディース最終日の29日、2位スタートのプロ15年目の福嶋晃子が、通算9アンダーで並んだ横峯さくらとのプレーオフ1ホール目でバーディーを奪って優勝を決め、賞金1260万円を獲得した。今年9月のマンシングウェア東海クラシックに続く今季2勝目、ツアー通算19勝目、日米通算では21勝目となる。
 宮里藍は1バーディー、3ボギーとスコアを落とし5アンダーの4位タイ。賞金ランキングトップの大山志保は3アンダーで8位タイだった。
 ▽横峯さくら 前半ショットが悪かったが、中盤からいいプレーができた。優勝はできなかったけれど、いい経験になった。
 ▽宮里藍 (帰国後3勝目を逃し)残念。後半崩れたのが悔しい。今日は私の日じゃなかった。
 ▽大山志保 チャンスがあったが、パットが全然ダメだった。
 ◇「福嶋健在」アピール
 プレーオフ1ホール目の18番ロング(485ヤード)。福嶋、横峯ともにグリーンまで残り220ヤードとした第2打が勝負の分かれ目だった。
 先に打った横峯はグリーン右のラフに大きく外した。一方、「セカンド勝負」と踏んだ福嶋は、ピン奥6メートルに豪快に2オン。横峯の第3打はピンに絡まず、難なく2パットでバーディーを奪った福嶋に軍配が上がった。
 「福嶋さんは絶対に乗せてくる」。微妙なプレッシャーで横峯の身体が開き、スイングに狂いを生じさせたと言える。
 福嶋は今年9月の東海クラシックで2年2カ月ぶりに優勝。「勝てそうで勝てず、悔しい思いばかりだった。だから『今季はあと1勝しなきゃ、悔しさは晴れない』と思っていた」と、2勝目の味をかみしめた。
 33歳のベテランは、一緒に回った宮里藍、横峯の若い2人に「自然体で何とかついて行きたい」と謙虚に臨んだ。池ポチャになりそうだった17番は「ボギー覚悟」でいったんボールを後方に打ち出し、パーセーブにつなげた。ミドルホールが多いコースで、「飛ばし屋」の実力をギャラリーに印象づけた。
 腰痛などで故障を抱えてのプレーが続く。「夏場に比べて身体は楽になっていた」とはいうものの満身創痍(まんしんそうい)の中でつかんだ勝利は、「福嶋健在」を強くアピールするものになった。【相川光康】
(毎日新聞) - 10月29日19時59分更新
最終日(29日、埼玉・武蔵丘GC、6561ヤード=パー72、賞金総額7000万円、優勝1260万円)2位からスタートしたプロ15年目の福嶋晃子と3年目の横峯さくらが通算9アンダーの207で並び、福嶋がプレーオフ1ホール目でバーディーを奪い、9月のマンシングウェア・レディース以来の今季2勝目、ツアー通算19勝目を飾った。福嶋は米女子ツアーでも2勝している。
 宮里藍は通算5アンダーの4位。賞金ランク1位の大山志保は同3アンダーの8位。2週連続優勝を狙った古閑美保は通算2オーバーで24位、諸見里しのぶは同3オーバーの28位に終わった。 
(時事通信) - 10月29日17時1分更新